現在、WordPressは、国内CMSにおいてWEBサイトのシェア率80%を超えているそうです。以前はセキュリティの面が大きく問題になっていて、危険視されていました。現在では、「手法」と「タイミング」に気を付けて行けば、大きな問題に発展するようなことは非常に小さくなったといわれています。今や、WEBサイトの運営者だけでなく、ホームページ制作業者、WEBコンサル業者も、WordPressを使用したホームページ作成やリニューアルは避けて通ることができないといわれています。このような流れを考えてみるとホームページをWordPressで作成するということが当たり前になっていくのではないかと考えられます。また、実際、サイトを作るためのWordPressの解説書なども実際に多く発刊されているようです。
今のWordPressの特徴とは
WordPressは2003年に初版リリースされました。編集画面の方は、そのリリース以降、大きく変わることはなかったそうです。しかし、2018年の12月に、WordPress5.0がリリースされて、大きな話題となりました。それまでのエディタは、複雑なレイアウトにするためにソースコードをいじるという知識が必要だったそうです。ですが、バージョン5.0では、直感的にサイトを作成できるブロックエディタ『Gutenberg』が導入されて、ホームページの構築のための知識がほぼ必要なくなったそうです。そのことで、WordPress導入を入れる人たちが多くなったと考えられます。しかし一方で、導入の障壁が下がったのとコロナ禍の補助金の影響で他の業者が作成したホームページを、作成葬送に改善提案をするような事案が非常に増えているそうです。
WordPressが便利になった弊害
せっかくWordPressの導入の障壁が下がったための弊害もあるそうです。ブロックエディタによって感覚でサイトの作成ができるようになったので、中見を考えることなく形だけを良くして納品してしまうことも可能になってきます。これが果たして最適かというとそれは違うのではないかと思います。WordPressの利用者数は増加を続けています。しかし、その一方で、あまり状態が良くないWEBサイトと出会うケースも増えているそうです。そういったサイトは、取返しの付かなくなる前に、できるだけ早めの改善に取り組まないといけません。また、アップしたばかりの時点で、すでにSEOだけでなくセキュリティ的にも非常に危険な状態になっているWEBサイトも少なくないそうです。いろんな方向から気を付けなければならないということです。